こんにちは。梅島ふくろう接骨院の福島茂宣です。
本日もブログをご覧いただき、本当にありがとうございます。
先日、自賠責保険についてお話させていただきました。
今日はその特徴についてお伝えしていきたいと思います。
自賠責保険の特徴
・全ての自動車に加入義務があります。
したがって自賠責保険に未加入のまま運転することは違反となります
・加害者は補償されません
基本的に被害者を救済するための制度なので、交通事故を起こした加害者は補償対象ではありません。
しかし、交通事故では過失割合という考え方があります。
過失割合で考えると、交通事故を起こした責任は被害者にもあるという場合が多いです。
つまり、過失割合が9:1(甲さんが9、乙さんが1)の場合、お互いが加害者でありお互いが被害者であります。
交通事故賠償の考え方では、過失割合の大小にかかわらず、ケガをされた方を被害者、相手の方を加害者と言います。
しかし、ややこしいことに一般的には交通事故責任が大きい方が加害者、小さいほうが被害者と言っています。 この場合の加害者とは交通事故賠償での加害者という意味です。
つまり、どちらも被害者と言えるが過失割合は異なり、甲さんの場合:9は加害者、1は被害者 乙さんの場合:1は加害者、9は被害者 となるのです。
・死傷した人が対象(対人保険)
人に対する被害のみが補償(対人賠償)されます。
つまり、相手の自動車が損害を受けた場合などの物に対する補償(対物賠償)はありません。 警察の交通事故証明書にて物損事故とされてしまった場合は自賠責保険の対象外となります。そのために、任意保険という自動車保険にて対物保険というものに加入する必要があるのです。
・被害者1名ごとに支払限度額が定められている
自賠責保険では、支払限度額が決まっていて、死亡で3000万円 ケガで120万円 後遺障害で4000万円までとされております。
それでは、自動車に4人乗っていて事故に遭った場合は、どうなると思いますか?
答えは4人それぞれに先ほどの限度額が適用されます。
しかし別々に補償されると言っても、この限度額では十分といえないですね。
そのため任意保険が必要とされるのです。
自賠責保険は被害者への最低限の補償をするための制度なので、補償限度額が少ないのです。 なので不足が生じた場合は自分で支払う必要があります。
もしも相手の超高級車が全損したら支払えますか?
相手が死亡してしまい、慰謝料と将来稼ぐはずであった給与を補償しなくてはいけなくなったら払えますか?
任意保険に加入する必要があるのはこのような理由があるからです。
ハンドルを握るということは、常に交通事故と隣り合わせで、あなたが加害者になってしまうかもしれません。
しっかり、保険をかけておくことが大切ですね。
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